腸内環境改善に関する解説

腸内環境を改善して健康に!中鎖脂肪酸の力

腸内環境を改善して健康に!中鎖脂肪酸の力

腸内環境の研究家

腸内環境改善と健康に良いとされる「中鎖脂肪酸」について説明できるかい?

免疫力を上げたい

中鎖脂肪酸は、炭素数が5から12以下の脂肪酸のことで、ヤシ油やパーム核油に多く含まれている脂肪酸です。

腸内環境の研究家

中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸とは異なり、門脈を経て肝臓に送られ、エネルギーとして利用される。また、中鎖脂肪酸は、抗菌作用や抗ウイルス作用があると考えられており、腸内環境の改善に役立つといわれているよ。

免疫力を上げたい

なるほど、中鎖脂肪酸は、腸内環境の改善に役立つんですね。積極的に摂取していきたいと思います。

中鎖脂肪酸とは。

中鎖脂肪酸とは、炭素数の分類は一定しないが、一般に炭素数が5~12の脂肪酸を指します。ヤシ油やパーム核油に多く含まれており、その脂肪酸組成の約半分は炭素数12のラウリン酸(ドデカン酸)です。また、乳脂にも少量の中鎖脂肪酸が含まれています。炭素数8のカプリル酸(オクタン酸)と炭素数10のカプリン酸(デカン酸)は、消化吸収経路が長鎖脂肪酸とは異なり、主に遊離脂肪酸の形で門脈を経て肝臓に送られ、効率的に酸化されてエネルギーになります。