検査に関する解説 腸内環境改善と健康『デソキシコレート培地』 デソキシコレート培地とは、大腸菌群の定量試験に用いられる寒天培地です。 選択剤としてデスオキシコール酸ナトリウムが含まれており、名前の由来となっています。通常、食品検体の乳剤をシャーレ内で本培地と混釈し、さらに重層して大腸菌群コロニーを推定します。国内の大腸菌群定量検査は本培地を用いることが多いですが、国際的には、より選択性の低いVRB培地が利用されており、検査結果の違いが輸出入業務の障害となることもあります。 2024.01.20 検査に関する解説