
リンパ球

リンパ球とは?
リンパ球とは、免疫反応において最も重要な役割を果たしている細胞です。リンパ球は、T細胞とB細胞に大別され、さらに多数のサブセットに分類されます。直径8~12μmで、大型の球形の核をもち細胞質は透明で好アズール顆粒を多く含み、アメーバー様の運動がみられます。末梢血白血球の約30%を占め、その65~80%がT細胞、5~15%がB細胞です。リンパ球は、骨髄で産生された後、胸腺や脾臓などのリンパ組織で成熟し、全身のリンパ節や粘膜組織に分布しています。リンパ球は、異物を認識して攻撃する免疫機能を担っています。T細胞は、異物を直接攻撃する細胞傷害性T細胞と、異物を認識してB細胞を活性化するヘルパーT細胞に分かれます。B細胞は、異物を認識して抗体を産生します。抗体は、異物を無力化したり、異物を貪食するマクロファージを活性化したりする働きがあります。
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腸内環境改善と健康
腸内環境とは、腸の中の細菌やウイルスなどの微生物のバランスのことを指します。これらの微生物は、人間の健康に大きな影響を与えています。腸内環境が良好な状態だと、消化や吸収を正常に行うことができ、免疫力を高めることができます。また、肥満や糖尿病などの生活習慣病を予防する効果も期待されています。逆に、腸内環境が悪化すると、消化不良や便秘、下痢などの症状が現れることがあります。また、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、生活習慣病を発症しやすくなったりすることもあります。
2024.01.20
免疫力アップに関する解説
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