一次予防

腸内環境改善に関する解説

腸内環境改善で健康増進しよう!

健康日本21とは、2000年から厚生労働省が行っている施策です。 その目的は、21世紀の日本を、すべての国民が健やかで心豊かに生活できる活力ある社会にすることです。そのためには、壮年期死亡の減少、健康寿命の延伸、生活の質の向上を図ることが必要とされています。健康日本21では、そのために必要な施策を具体的に提示しており、関係機関・団体や国民が一体となって健康づくりに取り組むことを目指しています。 健康日本21では、健康の増進と疾病の予防を重視しており、従来の疾病対策の中心であった健診による早期発見や治療にとどまることなく、「一次予防」に重点を置いています。 一次予防とは、病気の発症を予防することであり、健康な状態を維持して病気にならないようにすることを目指しています。健康日本21では、健康の増進と疾病の予防を図るために、食生活や運動習慣の改善、禁煙、適正飲酒など、国民一人ひとりの生活習慣の改善を呼びかけています。
Read More
健康アップに関する解説

腸内環境改善と健康

フレミングが1929年に抗生物質を発見し、代田 稔が予防医学の重要性を提唱した1929年から1953年頃、日本では多くの感染症が流行していました。結核、赤痢、コレラ、腸チフス、パラチフスなどがその代表です。これらの感染症は、死亡率が高く、国民の健康を脅かしていました。 代田 稔は、感染症の予防には、腸内環境を整えることが重要であると考えました。腸内には、善玉菌と悪玉菌がいて、善玉菌が優勢であれば健康に良いとされています。しかし、ストレスや食生活の乱れなどによって、悪玉菌が増えると、腸内環境が悪化し、感染症にかかりやすくなります。 代田 稔は、腸内環境を整えるために、ラクトバチルス カゼイ シロタ株を開発しました。ラクトバチルス カゼイ シロタ株は、腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌を増やす効果があります。シロタ株を摂取した人々は、感染症にかかりにくくなるという報告があります。
Read More
腸内環境改善に関する解説

腸内環境改善と健康

特定保健用食品とは、「特定の保健の目的で摂取するものに対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」と定義される食品です。「健康増進法」及び「食品衛生法」の下に消費者庁による許可を受けたものにつき、健康強調表示(ヘルスクレーム)を認めています。特定保健用食品には、個別審査を受けない規格基準型に対して、製品ごとに個別に審査される特定保健用食品と条件付き特定保健用食品に分けられます。条件付き特定保健用食品は、従来の審査で要求している有効性の科学的根拠のレベルには届かないが、一定の有効性が確認される食品です。また、保健機能成分の疾病リスク低減効果が医学的・栄養学的に確立されている場合、特定保健用食品の許可表示の一つとして疾病リスク低減表示も認めています。特定保健用食品は、ヒトでその生理的有効性や適切な摂取量、摂取に伴う安全性などが医学的・栄養学的に明らかにされた食品であり、健康の保持・増進、生活習慣病の一次予防に役立つことを趣旨とした食品なのです。
Read More