
乳糖分解能

乳糖ブイヨン培地とは、食品や水中の大腸菌群の検索に使用される培地のことです。乳糖ブイヨン培地は、大腸菌群の発育によって培地色が黄変し、発酵管またはダーラム管内にガス産生が確認できれば陽性と判定されます。培養は、35±1℃で48±3 時間で行われます。
乳糖ブイヨン培地は、乳糖、ペプトン、酵母エキス、食塩からなる培地です。乳糖は大腸菌群のエネルギー源となり、ペプトンと酵母エキスはアミノ酸やビタミンなどの栄養源となります。食塩は浸透圧を調整するために添加されます。
大腸菌群は、グラム陰性桿菌で、ヒトや動物の腸内に生息しています。大腸菌群は、無害な菌もいますが、病原性のある菌も存在します。病原性大腸菌は、食中毒や腸管感染症を引き起こすことがあります。
乳糖ブイヨン培地は、大腸菌群の検索に使用されることで、食中毒や腸管感染症の予防に役立っています。
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腸内環境の改善と健康『エンテロバクター』
エンテロバクター(Enterobacter属)は、腸内細菌科に属するグラム陰性通性嫌気性桿菌の一種で、大腸菌群の一種に分類されます。土壌、水、下水、ヒトや動物の腸管、様々な食品から分離され、食品の変敗にも関与します。
エンテロバクターは長くて移動性の鞭毛を持ち、産ガス性の嫌気性菌であり、乳糖分解能を持っています。また、様々な抗菌剤に耐性を持つ株があり、院内感染や尿路感染症の原因菌となることもあります。
エンテロバクターは、腸内環境改善に寄与する善玉菌の一種でもあり、近年ではその健康効果が注目されています。エンテロバクターは、腸内細菌叢のバランスを維持し、大腸菌などの有害菌の増殖を防ぐことで、腸内環境を改善し、消化器系の健康維持に役立ちます。また、エンテロバクターは、免疫機能を活性化し、感染症に対する抵抗力を高める働きもあると考えられています。
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